2009/06/09

Snow Leopard

http://jp.techcrunch.com/archives/20090608os-x-snow-leopard-should-purr-along-with-a-smaller-footprint/

によると Snow Leopard はダイエットされるらしい。朗報。どんどん削除してほしい。Apache も Samba もいらない。cupsd, sshd いらない。php もいらない。とにかくこの類いのもの XCode インストールする時のように全てオプションにしてくれたらな。

もちろん、
http://www.apple.com/jp/macosx/specs.html
をみるかぎりそういう意味ではないようだが、ODBC Administrator.app なんかはみあたらない。削除されるのかな。いいことだ。

ついでにプラグインなんかもユーザに選択させてくれたら素敵なのにな。
このあいだも、/Library/Internet Plug-Ins/JavaPluginCocoa.bundle のアクセス権を変更しておく事態に見舞われた。なんでも穴があいてるということだったので。ブラウザの設定で Java のチェックをはずだけでもよかったのかもしれないけれど、以前にここでチェックはずしてもチェックをはずしたこと自体が無効だったこともあったからプラグイン自体が起動しないようにアクセス権を変えておいた。

こういう時、つくづく思う。
もしも、 OS インストール時にこのプラグインをインストールするかしないか、私が選択できるようになっていたのならば、私は最初からこのプラグインをインストールしていなかったはず。インストールしてなければ私はそのプラグインのセキュリティホールに関して一切心配する必要はない。このプラグインに関するセキュリティニュースをみかけたとしてもスルーできる。なぜ、Appleはこういった環境を提供してくれないのかな。と。自分がインストールを決定していないものについては心配しなくて済む環境がほしいな。

それと、プラグインよりも複雑で巨大なフレームワークの場合もインストールされて「いない」方がユーザーの自由度を高める可能性もあると思う。
たとえば、cupsd (印刷するやつ)を 永久に kill したいと思ったとする。永久にプリンタ使う予定ないから。けれど関連するフレームワークはあちこちに分散している。そいつらは他のアプリケーションとどう関連しているのかわからない。例えば、cupsd を止めた状態で、システム環境設定アプリケーションの共有をクリックするとシスログにちょっとしたエラーが残る。このエラーはどうしたら止まるのか、それを説明してくれる文章は apple.com にはない。仮にそのエラーを止めることができたとしてもその行為が他の全然関係ないアプリケーションにどう影響するか?なんていう文章も探してみたけれどない。ただ、単に cupsd を kill したいだけでどうしてこんなに迷宮に迷いこまなくてはならんのでしょうか?

そもそもなぜあなたは cupsd を敵視するのかといわれそうだが 私としては敵視しているんじゃなくてプリンタにつなげることが100パーセントないので実際不要。だから、sudo lsof -i で cupsd が表示されたとたんに永久に kill したくなる。使う予定のないデーモンがずっと起動してるのは無駄。メモリー消費を押さえたい、これはいけないこと? Linux だったら、できて当たり前、やって当たり前のことよね? OS X だって正当な UNIX になったんじゃなかったっけ。正常にcupsd を起動させなくするGUIインターフェイスを持つ OS だってあるなかで、なぜアップルにそれがないのだろう。といったことから、、、
つくづく思う。
そもそも cupsd とそれに関係するフレームワークがインストールされていなければいいのに、と。インストールの選択肢を広げてユーザーに選ばせてくれよと。

もちろん、私なりに想像できることはある。例えばエプソンのドライバーをインストールしようとしたら「cupsd がインストールされていません」なんていうメッセージが現れてしまった。こんなおぞましい事態はAppleにとってはあってはならぬ悪夢なのかもしれない。だとしたら、ベンダーが必要としそうな最低限のアプリケーションやフレームワークは、インストーラーとしてどっかにまとめて保存されていればすむことだよね?DVDからの別途オプションインストールはDVDが手元にないときに不便だというのならば、OS のどこかにインストーラー格納しておいて、呼ばれて初めてインストールする、とか。あるいは、ソフトウエアアップデート経由でダウンロードできてもいいわけですよね。あ、Snow Leopard はインストールされてるドライバにアップデートがあった場合ソフトウエアアップデートからダウンロードできるとあったっけ。これ、いっそcupsd とそれ関連フレームワークごとにしてもらえないかな。

あと、.Macがらみの全てのアプリケーションもインストールするかどうかユーザーに尋ねて欲しいな。
アップルにしたって、独占しているって訴えられないためにもこれらは標準からはずした方が賢明なんじゃないのかな。.Mac というか Mobile Meか... 。
これ使わないユーザーはどこともシンクロする必要ないわけよね。なんで、OS と一体化してるんだろか、あ、いや、してないか。えーと、つまり、Mobile Me 関連アンインストーラーを提供してほしい!。Mobile me 使っていないマックユーザーだって僕らは歓迎しているぜという意思表示とともに。
そうしてもらうと、こちらは何が助かるのかというと syncserver とかいう謎のデーモン?Agent?と格闘しなくてもよくなる。最初から格闘しなければいいだけの話かもしれませんがね...。それともこれはあれですかね、システムが必要とし..?ま、まさか、そんなことはないだろうから隔離してほしい。
それに、今度のSnow Leopard は マイクロソフト関係のシンクロサービスなんかも盛り込まれるとか。マイクロソフト関係のものはできればインストール拒否したいと思っているユーザがここに1人いるってことは世界中に少なくともあともう1人はいるかもしれない。どんぶり勘定したらもっといるかもしれない。n万人いるかもしれない。オバマ大統領に投票した人数いる可能性だってありえる。当のオバマさんだってそう思うかもしれない!

言い過ぎた。
ということで、このシンクロ関連一切合切オプションのインストーラーでの提供としてくれたら私はとてもうれしい。こんなユーザーの要望はかなうわけなく、零か零以下の可能性だからこそ書いておこう。

零ついでにもっと書いておくと
/System/Library/Extensions/ におさめられてる
IOBluetoothFamily.kext
IOBluetoothHIDDriver.kext

これらもオプションにしてくれたら助かる。ずっと前にアップルが提供するドキュメントを読みながら、 IOBluethoos*.kext を削除して(Bluetooth 一切使ってなかったから。)それですっきり快適マックライフを送ってた。アップデートするまでは...。10.5.7 Update で、この子たちが強制的にインストールされた日には、すごくびっくりしたし心からがっかりした。なかったはずのものがいきなり出現した時のこちらの身にもなってほしいわ。以前にアパッチのコンフ書き換えちゃうアップデートあったっけ。あれに比べればまだましかもしれないけど。

ちなみに、アップルが提供するドキュメントとはこれ。
http://images.apple.com/server/macosx/docs/Leopard_Security_Config_20080530.pdf

2009.06.10 誤字脱字その他修正

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