2009/03/29

とある文字のコードポイントが示す数の和は素数か?

以下は、自分のサイトでほったらかしていた2つの内容を
文字コードの和
ひさびさにAppleScriptエディタ使った

をまとめて Ruby 1.9.1 で書き直したものです。
たとえば、「google」、このアルファベット6文字のそれぞれの文字のコードポイント(ruby 1.9.1 での)の和は素数か?という意味です。

# coding: utf-8
# prime_number.rb
=begin
# 100以下の素数検出 
# AppleScript. 2006-06-27 
# http://www.midore.net/daybook/2006/5-9/1151381435.html
set seed to {2, 3, 5, 7}
repeat with targetnum from 2 to 100
  my check(targetnum, seed)
end repeat
return seed
to check(targetnum, seed)
  set checklist to {}
  repeat with i in seed
    set end of checklist to targetnum mod i
  end repeat
  if checklist does not contain 0 then
    set end of seed to targetnum
  end if
end check
# =>
# {2, 3, 5, 7, 13, 11, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, 43, 47, 53, 59, 61, 67, 71, 73, 79, 83, 89, 97}
=end
# 2009-03-29.
# 以下は、上記のコードをもとに書き直したもの
def check(x,seed)
  a =[]
  seed.each{|n| a << x % n }
  seed << x unless a.include?(0)
  return seed
end
def sosuu?(n)
  # 大きな数字は計算しない
  return print "error\n" if n > 1000
  seed = [2,3,5,7]
  (2..n).step{|x| check(x, seed) }
  ( seed.include?(n) ) ? "Yes! prime number" : "Not prime number"
end
str, ary = "google", []
str.each_byte{|x| ary << x }
n = ary.inject(0){|sum, n| sum + n }
res = sosuu?(n)
print "number: #{n} is... #{res}\n" if res
# => number: 637 is... Not prime number
# if str = 'g'
# => number: 103 is... Yes! prime number

google の場合は素数でもなんでもなかったのですが、頭文字 g のコードポイントは103で双子素数と呼ばれる数でした!Wow (つーしん) w
http://ja.wikipedia.org/wiki/双子素数
http://ja.wikipedia.org/wiki/103
# 2009-05-16 category 変更

2009/03/28

Blogger API から Putsしてみる

[2011-06-28]
# 最新
https://github.com/midore/mblogger
https://github.com/midore/xblogger
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参考ドキュメント
Using Ruby with the Google Data APIs
http://code.google.com/intl/ja/apis/gdata/articles/using_ruby.html
Google Data on Rails
http://code.google.com/intl/ja/apis/gdata/articles/gdata_on_rails.html
メモ

  entry.add_namespace('http://www.w3.org/2005/Atom')
  entry.add_namespace('gd','http://schemas.google.com/g/2005')

追記
http://midorex.blogspot.com/search/label/Blogger
# 2009-05-16 category 変更

2009/03/26

羊をめぐる冒険

羊をめぐる冒険 (上) (講談社文庫) / 村上 春樹 / 講談社 / 978-40618-36068
羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫) / 村上 春樹 / 講談社 / 978-40618-36075

この本に関して 蓮實 重彦氏は『小説から遠く離れて (河出文庫)』(ISBN 4-309-40431-6)の中で下記のように語っている。少し長いけれど引用してみる。

p.174
村上春樹の「羊をめぐる冒険」は、小説家を自認する人間が書いたものであるが故に小説だというだけの作品であり、....
p.174
村上春樹をも含めてこうした作家に欠けているのは、書くという実践的な体験としての物語的冒険にほかならない。書くことが冒険であるのは、そこに根拠が決定的に欠けているからなのだが、多くの小説家はその無根拠を直視しえず、「宝探し」といった物語に書くことの根拠を仮託せずにはいられない。そのとき、彼らにあっての執筆は技術の問題にすり換えられ、それを統御する術をどの程度心得ているかということだけが、面白さを決定しているということになってしまう。そこでの言葉は、震えてもいなければ、動脈を伝えてもいない。
だから、人が彼らの長編で触れうるものは、言葉ではなく、物語の普遍的な安定性ばかりである。そして、そうした体験しか許そうとしない小説を、われわれは退屈な作品だと自信をもって断言することができる。

書く根拠がない->宝探しに仮託->動脈が伝わらない->退屈
なるほど。蓮實氏にとって「羊をめぐる冒険」は退屈だったらしい。ところで、書かれるべき根拠があったら、読者を退屈させない保障でもあると言いたかったのだろうか?この場合の根拠って何?何をもってしたら根拠だといえる?それが仮に存在しえた場合、それはどのように説明できる?その根拠の有無を決定するのは一体誰なのさ?例えばトルストイの「戦争と平和」は「書く事が実践的な体験としての冒険物語」か?この疑問に蓮實氏は回答を持ち合わせているのだろうか?ここで「戦争と平和」を「聖書」に置き換えてもいいしシェークスピアの「オセロ」に置き換えたっていい。一体だれがそんなことを説明して断言できる?仮にできたとして、それは小説以上の価値をもつのか?

ところで、私はこんな子供同士の言葉のあげあしとりじみたことを列挙する必要はある?

そんな必要はどこにもない。と思う。実は根拠の不在とは、蓮實氏自身の感性の欠落、少しいい方をかえると、世代の限界によって引き起こされて当然の「未知の感覚」なのではないかと疑っている。どの世代にだって特有の感覚はあるんだろう。戦中生まれの人々が共通に感じうる特定の感覚はその後の世代の人間にとっては未知だし決して獲得できそうにない。こんなことはどんな世代にだってありえると思う。ただそれだけのこと。ただそれだけのことなのに...。

「インターネットを使うようになってから世界が二つにわかれちゃったように感じる。」知人がある日の電話でこんなことをつぶやいたのを思い出す。それはインターネットが普及しはじめて何年かたってからだった。いまどき、たとえ同じ世代であったとしても、共通の感覚をあわせもつ保障なんてどこにもない。おたがいがお互いの間にある溝の暗さをただぼんやりみているに過ぎない。それは自分自身の心の闇をのぞいてるかもしれないという何か得たいの知れない感覚を伴っている。知人が言いたかったのはそんなことだったとおもう。

「羊をめぐる冒険」の主人公に対して何かしら感情移入したかしなかったでこの本に対するイメージは180度変化する。蓮實氏にはそのような感情移入はなかったと推測できるのでそういった人は他にもいるのかもしれないが、少なくとも私は感情移入したし心が震えた。あの本の主人公は、本に書かれていないその後に自殺したのではないか?などとくだらない春樹談義に盛り上がったほどだ。当時、私もまわりの人間も村上春樹にぞっこんだったしそれだけ心が震えた小説だった。これは一読者の感想にすぎない。あたりまえだけども。
最近では、テレビがつまらないって話題をテレビが伝えてくれるほどに、マスメディアもなにかの力におされてる。そんな中で生き残っていく本って何なのか、それはなぜそうなのか?をちらりとでも考えるのは、これはこれで面白いことなんじゃないのかなと思う。

# 2009-05-16 category 変更 タイプミス修正

反=日本語論

反=日本語論 (ちくま文庫) / 蓮實 重彦 / ちくま文庫 / 4-480-02043-8

この本はインターネットが世の中に普及するよりもずっと前に購入した。たしか三省堂。違うかもしれない。この本は本の持ち主からその存在をすっかり忘れさられていて「文庫本の箱」の中でお局と化していて、そのうちにブックオフ行き用段ボールかなんかによく確認されないまま移動されちゃうかもしれないような運命にあった。かわいそうに。
この本が再び箱からとりだされたのは、ひとえに

『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で - 水村 美苗』(ISBN: 978-44808-14968)

のおかげです。
これを読み終えて何かわけのわからないストレス感をぬぐいきれないでいる人はいるだろうか。?私には何かが納得できなかった。まるで肩すかしだった。では、なにが?と聞かれるとうまく言葉にできそうにない。
こんな時は、類似した本を読んでみるのも手だと無意識のうちにそんな風に思ったのか、思わなかったか、はたまた気まぐれだったのか自分でもわからないけども文庫本箱に一冊の本をみつけた。耳が折れてるページを中心に読みかえしてみた。さっぱり記憶はよみがえらない。小説なんかの場合は、この作業をするうちにすっかり全体のストーリーを思い出すこともあるけど、学者専用の言葉使いが大好きな人が書いた本は一度読んだくらいじゃ定着しない。まるきり。
「反=日本語論 」はもう一度最初から読みなおすべきだろうか?私が求めている手がかりはありそうか?皆目わからないのでしばらく机の上に常駐してもらうことにした。常駐と積読とは断じて違うのです。
それにしても、蓮實氏が書いた文章を読むといつも学校時代のこわい先生を思い出すのはなぜなんだろ。再読完了は挫折するかもしれない。そしたらまた古い文庫本箱におかえりいただくかもしれない。申し訳ないことです。
# 2009-05-16 category 変更

2009/03/25

ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)

ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection) / レイモンド・チャンドラー / 早川書房 / 978-41520-90102

ずっとむかしに、文庫本でうられていた同じ名前の本を買ってきて、読みかけてやめてしまった。もうすごくむかし。だから、あらたに出版されたこの本は、私にとってはたとえ読み切れなくて途中で興味を失ってもいたしかたない本だった。ところが、読み始めてみたらあっというまによみおえてしまって、しまった。と思っている。またいつか、何年かして読み返した時、マーロウさんの男の美学?を私はどう感じるかな。。。あとがきで訳者がフィッツジェラルドについて言及していて、そのあたりもとても面白かった。このあとがきは、食後のデザートタイムのようだった。満足をみたし食事の終わりを告げてくれている。
# 2009-05-16 category 変更

テレビからの情報

何日か前、たまたまテレビをつけたらアメリカの市民メディアについて報じる内容でついみいってしまった。DemocracyNow というサイトがあるらしい..。検索してみた。

# DemocracyNow
http://www.democracynow.org

# DemocracyNow 日本語サイト
http://democracynow.jp/
日本語字幕あってうれしい。

# オリジナルーハワード・ジン「戦争と社会正義」について
http://www.democracynow.org/2009/1/2/placeholder_howard_zinn

# 日本語ーハワード・ジン「戦争と社会正義」について
http://democracynow.jp/submov/20090102-1/

ユーモアにあふれていてとても面白かった。ひょっとしたら、ハワード氏は日本をかなりうらやましいと感じていらっしゃるのかな?と思った。
オバマ大統領に対する本音トークはとても誠実な印象を受けた。オバマ大統領がアフガニスタンから軍を撤退させたら、彼は本当の意味で世界のヒーローになるのになーと思った。

# 「貧者の銀行」のムハマド・ユヌス、ソーシャルビジネスと資本主義の未来を語る
http://democracynow.jp/submov/20080212-3flv

最近読んだ本の中でもこの銀行について書かれていたっけ。本人の話をこうして見られるなんて。インターネットって本当に便利だ。この銀行に反対する人の意見も聞けてバランスのとれたいい内容だと思った。

# 奴隷制とよばれない奴隷制 黒人再奴隷化の歴史
http://democracynow.jp/submov/20080711-2flv

このお話にはかなりびっくりした。実際は、第二次世界大戦が始まるころまで黒人の人々は解放されていなかったなんて。。まじめにまじめに耳を疑う話。

# 2009-05-16 category 変更

天使と悪魔 映画化ー反物質

反物質研究者 ソニー映画「天使と悪魔」表現に異例の指摘
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=09/03/19/0114213

「天使と悪魔」の虚と実 50のポイント
http://nucl.phys.s.u-tokyo.ac.jp/hayano/angles_and_demons_fact_vs_fiction/FACT.html

# 2009-05-16 category 変更

Blogger API からラベルつき投稿

[2011-06-28]
# 最新
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# 下記は動かないかもしれません。

をするためには...いろいろためした結果わかったこと

def make_doc(title, content)
 n = Time.now.iso8601
 doc = REXML::Document.new()
 doc << version="1.0" encoding="utf-8"
 # 2009-05-18 加筆訂正
 entry = doc.add_element("entry", {'xmlns'=>'http://www.w3.org/2005/Atom'})
 #content type='xhtml'><div xmlns='http://www.w3.org/1999/xhtml'
 content = entry.add_element("content", {'type'=>'xhtml'})
 div = content.add_element("div", {'xmlns'=>'http://www.w3.org/1999/xhtml'})
 div.add_text(content)
 entry.add_element("published").add_text(n.to_s)
 entry.add_element("title", {'type'=>'text'}).add_text(title)
 entry.add_element("category",{"scheme"=>'http://www.blogger.com/atom/ns#',  "term"=>'Blogger'})
 con = entry.add_element("content", {'type'=>'html'})
 
 #con.add_text(content)
 
 return doc
end

書き加えた箇所

 entry.add_element("category",{"scheme"=>'http://www.blogger.com/atom/ns#', "term"=>'Blogger'})

category エレメントの term => 'xxxx' で指定した文字列がラベルとなって反映されるようだ。
このメソッドで作成する XML ドキュメントは、ひょっとして何かが足りないかもしれないし何かが不要なのかもしれないけども、
投稿には成功している。です。
追記訂正 2009-04-10
http://midorex.blogspot.com/search/label/Blogger
2009-05-19 作り直しBloggerAPI POST XML

2009/03/23

未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)

Book /「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書) / 細野 真宏 / 扶桑社

この本は「年金問題」を社会保障問題としてとりあげる本じゃなくて年金に関する「一般共通認識」を深めるための入門書なので諸問題はあえて無視しているのだろう...と思う。そこはちょっと教科書のような語り口。ただし教科書では教えてくれない大切なことが詰まってる良書。
以下、読書中感想。
p.158

「未納者」というのは、「国民年金」において全体の 5% 程度の話に過ぎないのです!。

p.159 の一覧表によると
公的年金加入者 7012万人の内訳
1号保険者は 2035 万人
2号保険者は 3914 万人
3号保険者は 1063 万人
1号保険者の内訳
保険納付者 1209 万人
免除者 315万人
特例者 猶予者 203万人
未納者 308 万人
未納者308万人。公的年金加入者7012万人と記載されている。実際計算してみると、308 割る 7012 は 4.3(以下切り捨て)著者の言うとおり未納者は5%にも満たない。
では、未納率が6割などといった報道は一体どこの数字に対する6割だったのか?この表をたより6割に一番近い数字を得られるのは、2号保険者 3914 万人 を対象にしちゃった時だ。3914 割る 7012 は 0.55(以下切り捨て)
まさかね。2号保険者ってすなわち厚生年金加入者なんだから未納にしたくてもできない人たち、まさかそこ間違えないよね...どこをどう間違えれば「6割が未納」なる報道に至るまでをひきおこしたんだろか。数字のどこかにその手がかりをみいだしたかったけど...わからず。
ま、著者の方も書いてるとおり、とにもかくにもマスコミによる報道をうのみにしないのはとても重要。と。
この本の極意はここかな。
p.162

その未納者には年金を支払う必要がないので、その「未納者ぶんの保険料」が「年金積立金」から減っても、特に問題は起こらないのです。

なーるほど。確かに!。なっとく。
ちょっと気になる箇所
p.154

「税方式」論の「間違い」とは?(1)

この見出し、「税方式」論の「間違い」とあるので、あたかも「税方式」による案がかかえる脆弱性の根拠でも書かれてあるかのような見出しだが、ただ単に「税方式論を推進する一部の人の一部の現状認識の誤り」について語られているに過ぎなくて「税方式論」の見通しの甘さや提案された運用方法に対する試算の誤りを指摘説明するものではない。と私は思うのだけど、このあたり、なにかしら経緯でもあったんだろうか?
前半からの、流れるようないきいきとしたテンポがここでポキンと途切れるような印象を受けてしまった。
もう1点。
p.187

増税ぶんを社会保障費に使う(自分たちの将来の安心のために使う)ことでキチンと国の社会保障の安心につながれば...

と、まるで「明日晴れれば」と同じくらいにさらりと書かれてあるのだけど、消費税がキチンと安心のためには使われる保証がなんてあるのかいな?。むかし消費税が5%になる時「福祉税」って呼ばれていたのに、その後高齢者の医療費高くなったし介護年金できちゃったし一般の人の医療費も高くなったし、リハビリ受けられなくなって(前は受けられたのに)困ってる人続出してるし国民年金だって値上がったし障害者の人も大変な目にあってるみたいだし病院もつぶされるくらいいじめられてるし年金払ったのに記録がなかったとか、あとなんだろ他にも...この5,6年の間に日本の社会保障はぼろぼろになりましたよね。そして、グリンピア...。と。
それで、あの福祉税(現在の消費税)てなんだったのよ。と疑問は残ったままなわけで。今度消費税があがる時はこのお金は社会保障以外に絶対に使いませんって憲法なみの拘束力もったパワフルな法律でも定めてもらわないと、とてもじゃないけど安心に近づけないのでは?「福祉税」て呼び名に聞き覚えのある世代はまだまだ老人にはなってないので、消費税増額と聞くとあっ!福祉税と思い出さなくてもいいことまでつい思い出しちゃう人もいたりして...さ..。
オバマ大統領の活躍が華々しいだけに日本とアメリカのその差がますますくっきりと浮かび上がってしまう今日このごろ。。。
# 2009-05-16 category 変更

日本人だけが知らないアメリカ「世界支配」の終わり

Book / 日本人だけが知らないアメリカ「世界支配」の終わり / カレル・ヴァン・ウォルフレン / 徳間書店 / 978-41986-23623

p.265

...私は日本がこの歴史を消化しきれていないことが問題なのだと考える。つまり日本は過去の自らの歴史を受け入れていない、歴史と折り合いをつけることができずにいる、ということなのである。実際、日本はその点でかなり重症である。そして戦後、日本社会はその政治システムを真に再編することなく、つまり未消化の歴史が一部の人々の脳裏に残されたままの状態で、うまく運営されてきたのだ。

重症だそうだ。
たまたま買った雑誌文藝春秋 2009年 04月号 [雑誌] に「教科書が教えない昭和史ーあの戦争は侵略だったのか」という特集がくまれていた。なかなか人をおびきよせたい意思みなぎるタイトルがつけられている。
ところが激しく意見の異なる者同士がおりなす対談内容は結果的には「ええ、だから、わたしたち戦後を消化しきれていません」とみんなで宣言しているかのようにも読めてしまうのは、ある意味すごいなぁと思った。
この号には、他のページで茂木健一郎さん、天野祐吉さん、柄本明さん、勝間和代さん、村上春樹さん、などが紹介されていたりインタビューされていたりしています。
この方々に今回の「教科書が教えない昭和史ーあの戦争は侵略だったのか」対談をお願いしていたらどういったことになったんだろう。
少なくとも「ええ、だから、わたしたち結局消化しきれていません」といったオチにはならなかったんじゃないのかな?と思ったりした。
# 2009-05-16 category 変更

2009/03/22

文藝春秋 2009年 04月号 [雑誌]

文藝春秋 2009年 04月号 [雑誌] / 文藝春秋 / 491-00770-10498

村上春樹「なぜイスラエルに行ったのか」インタビュー掲載とのニュースをききつけ購入。
この雑誌買ったのはむちゃくちゃ久しぶり。この雑誌ってまだあったのかって思ったくらい。
(失礼)
そりゃ誰だってドンパチやってる国には行きたくない。。。けれども実際行ってきた人がいて、その人はその国の偉い人たちを前にして「あんたたちドンパチやめた方がいいよ」と暗に伝えてきたっていうんだから...とにかくものすごく勇気がある人だなと思った。
日本語のスピーチを読んだ。村上春樹氏が世界に向けて発信する愛が伝わってきた。
# 2009-05-16 category 変更

天使と悪魔

天使と悪魔 (上) (角川文庫) / ダン・ブラウン / 角川書店

映画化 2009.05 上映予定。
# 2009-05-16 category 変更

文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)

Book / 文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書) / サミュエル・P. ハンチントン/ 集英社

カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、
『日本人だけが知らないアメリカ「世界支配」の終わり』(ISBN: 978-41986-23623)
の中で次のように語っている。
p.288

政治的な衝突というのは、異なるイデオロギーや利害をもつ国家間で起こるのではなく、異なる文明圏に所属する国家間で起こるというのがハンチントンの主張だった。...(略)この本は多くの科学的な推測の羅列すぎず、しかも正確さに欠ける内容も含まれていた。しかし、ともかくも、この本は敵を欲するアメリカの意には適っていた。...(略)彼の思想には、国の意思を教鞭に主張すべきであるとする日本の国粋主義者に似たところがある。

この本とは「文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)」を指している。
# 2009-05-16 category 変更

2009/03/15

Adobe Flash Player

Flash Player インストールできたか確認するページ。
http://www.adobe.com/jp/software/flash/about/

ローカル共有オブジェクトを管理および無効化する方法
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/228/ts_228706_ja-jp.html

# 2009-05-16 category 変更

2009/03/05

投稿テスト

時間封鎖〈上〉 (創元SF文庫) / Robert Charles Wilson / 茂木 健 / 東京創元社 / 9784488706036

2009/03/03

Blogger API から Postしてみる

[2011-06-28]
# 最新
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# 下記は動かないかもしれません。

gData , Blogger API などで検索
http://blogger.ukai.org/2009/02/ruby2009.html
ここでGoogle が提供する gdata-ruby-util の存在を知った。
gdata_on_rails.html
Rails を使用するようだ?けどRails を使っていなくても参考になった。
gdata-ruby-util
から gdata-1.0.0.gem を手動ダウンロード。
% mv gdata-1.0.0.gem.tar gdata-1.0.0.gem
% gem19 unpack gdata-1.0.0.gem
Google Search keyword: gem 展開
参考になったページ
http://d.hatena.ne.jp/walf443/20080920/1221916162
http://blog.s21g.com/articles/1301
ダウンロードした gdata-1.0.0 をRuby 1.9.1 でうごくように少しかきかえた
% vi gdata-1.0.0/lib/gdata.rb 
# 20 行目あたりを編集。
# This is for Unicode "support"
#require 'jcode'
#$KCODE = 'UTF8'
---

# coding: utf-8
# post-gdata.rb
$LOAD_PATH.delete(".")
$LOAD_PATH.push('/path/to/BloggerAPI/gdata/gdata-1.0.0/lib')
require "rexml/document"
require 'time'
require 'gdata'
class MyBlogger
  def initialize(ary)
    @ary = ary
    @client = GData::Client::Blogger.new
  end
  def base(account, pass, url)
    doc = txt_to_xml
    # get token
    @client.clientlogin(account, pass)
    @client.prepare_headers
    # {"GData-Version"=>"2", "User-Agent"=>"GoogleDataRubyUtil-AnonymousApp", "Content-Type"=>"application/atom+xml"}
    @client.post(url, doc)
    #=> GData::HTTP::Response: @body=" ?xml version='1.0' .........@status_code=201
  end
  def txt_to_xml
    title = @ary[0].chomp
    content = @ary[2..@ary.size].join("").strip.gsub("\n","
")
    return make_doc(title, content)
  end
  def make_doc(title, content)
    n = Time.now.iso8601
    doc = REXML::Document.new()
    doc << REXML::XMLDecl.new(version="1.0", encoding="utf-8" )
    entry = doc.add_element("entry", {"xmlns" => "http://www.w3.org/2005/Atom"})
    entry.add_element("published").add_text(n.to_s)
    entry.add_element("title", {'type'=>'text'}).add_text(title)
    con = entry.add_element("content", {'type'=>'html'})
    con.add_text(content)
    return doc
  end
end

# File をあたえる
txt_ary = ARGF.readlines
# この url は 自分の Blogger URL トップページソース内
# link rel='self' type='application/atom+xml' で始まる行のリンク先
url = 'http://midorex.blogspot.com/feeds/posts/default'
# Blogger のアカウントとパスワード
account = 'xxx'
pass = 'xxx'
m = MyBlogger.new(txt_ary)
p m.base(account, pass, url)
30 行目あたりの真意は
content = @ary[2..@ary.size].join("").strip.gsub(改行、<br/>)
このBlogger に投稿すると本当の br と解釈されてしまうためコードが消えてるだけ。
pre とか、code といったタグが出現したらその中の文字列を解釈しないようになっていたら便利なんだけど...
それともなんか方法があるのかな。
Ruby 1.9.1 で実行
% ruby19 post-gdata.rb textdata.txt
textdata.txt の1行目がタイトルに、2行目以下がコンテンツに。
投稿に成功すると@status_code=201 が返る。
+++
追記 
2009-04-02 Blogger API 再考
2009-05-19 category 変更
2009-05-19 作り直しBloggerAPI POST XML
2010-01-06 最新 mblogger