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2011/12/15

FRYING DUTCHMAN humanERROR

# タイトルと記事内容が不一致なのはミスじゃありません。*1

電力不足だから、原発は必要だとか、
放射性物質ってのはもともと自然界に存在していたから大丈夫!だとか
日本の技術力はすごいのだ。原発売って何が悪いかとか。
このように考える方は少なからずいらっしゃるでしょう。

または、
セシウム137 だけじゃない、学問的プロパガンダにも汚染されてしまったのに
その自覚が全くない理系出身の方々や、

内部被曝による健康被害は科学的には立証されていないらしい...
すなわち、人体に影響はなーい。
このようなおとぎ話を「まるで宗教のように信じ込み」
懐疑的視点を持たない己の『非』科学的態度を省みず、
Web を探せばどこにでも転がっているチェルノブイリの汚染地図も、
チェルノブイリ周辺の子供たちのガンはどのようなものかも、
自ら自発的に「調べようとしたことがなく」
内部被曝について検索したこともないことを、
すっかり棚に上げきったあげく...

騒ぎ過ぎ。と言い放つ俺様の方々。

このような人々にとっての『科学的』とは一体何なのでしょうか?

下記のサイトは、福島原発が放出した放射性物質について、
一般市民が科学的に理解する上で欠かせない重要なことを示唆していると思います。
./note008.html

-- その他関連

放射線と健康

「情報を開示し子供と妊産婦を守れ」チェルノブイリ周辺で甲状腺癌治療に従事した松本市長 菅谷昭氏 | SAVE CHILD

被曝と健康被害との関係については、議論の余地があるが、
『法的』な面から捉えた場合は、あまり議論の余地はないのでは?
という東京大学の先生の意見もあります。
事故で放射能汚染があったため、放射線管理区域(一時管理区域)を設定していた実例

この法律が制定された当時の研究者や原発を推進した政治家たちでさえ、
人口的な放射性物質と健康との関係において科学的に未解明なことがあるから
といってそれを「根拠」に法律を「制定しない」という判断は下しませんでした。
なぜでしょう?
法律自体の必要性や、そこに定められた線量は科学的根拠を持ったものか?
や、なぜこの法律の中で飲食や睡眠を禁止しているのかについて、
是非ご一考いただければと思います。

もし仮に、この法律が存在しなかったら....
全国あちこちにある
大学内、企業内、実験所内などの放射線管理区域に日々出入りする人々は
仕事をしながら、無制限に外部被曝、内部被曝してよし、
とされてしまいます。
被曝と健康との関係が立証されようが、されまいが
自らの健康を保護することができない環境下におかれてしまう訳です。
もし、法律がなかったら現実におこっていたことでしょう。
この法律によって命びろいした人や、事故を未然に防止できたケースも
あったであろうと推測できます。

そして、なにより重要なことは、福島原発事故によって、
放射線管理区域に相当する地域になってしまった場所で、
居住する一般市民が存在していることです。

*1
限られた日本人たちの間で蔓延する『空気』とやらを重んじるならば、
『決して』口にしてはいけないであろう詩を素晴らしく歌う Artist 。

YouTube - Broadcast Yourself
http://www.youtube.com/watch?v=ENBV0oUjvs0

# Google 動画検索 で FRYING DUTCHMAN humanERROR
# を検索すると Flash なしで聞くことのできるサイトもいくつかありました。

2011/10/13

Pu

私は6月にFukushima Nuclear を書いた。
公開した記事は実際に書いた文章のうちの後半半分だったので、ここに前半部分も公開しておこうと思う。
個人としての私が欠如していると考えた情報とは何だったのか?を記録として残しておきたいから。

2011.06.15 Wed PM 13:39:54

今現在、ホットスポット(日本の法律に照らせば[放射線管理区域]に相当する地域) 発生地域を「予測できない」事を前提に、
福島原発700キロ圏内地域の「全ての住民」が、

「己の居住地域が現在どの程度汚染されているか?管理区域相当になっているだろうか?」

を、正確かつリアルタイムに、知り得る環境にあるだろうか?...。
No だと思う。

なぜなら、文部科学省が公開している放射線測定結果は、即時性に欠けているばかりか、あまりにも測定地点が少ない。驚くほど少ない。測定されていない地域が圧倒的に多いから。(福島県内の学校における情報は十分とは言い難い。)

何キロも離れた隣の町の線量値はわかっても自分の町の数値はわからない。こんなことで「情報公開されている」んだろうか?

「700キロ」圏内の住民は、居住区域がどの程度汚染されているか正確に「リアルタイムに」知る必要に迫られている(命のために)が、現在のような緩慢な測定ではあまりに心もとない。なぜ、防ぐ事ができる将来的健康被害を「防ぐ為の測定」が行われていないか、だ。放射線測定は人の健康を守るため、ではないのだろうか。
測定しない事が、風評被害を発生させる隙を、十二分に与えてしまっている。
# 測定することで住民がパニックになったら困ると公言する役人もいるらしいが、それこそが根拠なき「憶測」で非科学的な最たる「風評」と呼びたい。

ただちに、東京電力、日本政府及び地方自治体及び原子力安全委員会は、
福島原発「700キロ圏内」の全ての公立小学校、及び公共施設で
下記の測定を実施し、
内部被曝を加味した暫定「総実効被曝線量」を、「24時間リアルタイム」に国民に告知すべき、なんじゃなかろうか...。

1, 屋外(地上から歩行可能2,3歳児の身長程度の高さ)、および屋内(木造家屋含む)における放射線線種別測定と総合線量の測定。
2, 道路上、土壌、上下水道中に含まれる「核種」別測定。
3, 空気中に浮遊する放射性物質「核種」別の測定。大気中放射性物質含有量の測定。
# zero ではない「数値」をゼロや未検出にねつ造しないことがもっとも重要。

テレビ、ラジオにおいて、『公共の電波』において、天気予報とともに放射性物質拡散予報が報道されて当然のはずが、実施されていない。
人命にかかわる重要かつ緊急情報を、天気予報とともに報道しない放送局は『公共の電波』を自らの利益追求のみに悪用している、のだと私は解釈している。

[追記:2011.10.13]

# なぜか二つ存在している世田谷区のニュース。
世田谷区の道路で高い放射線量 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111012/t10013213371000.html
世田谷区の道路で高い放射線量 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111012/k10013213371000.html

上記の文章から、国が避難の目安としている年間20ミリシーベルトなる基準が、いまや当たり前のこととして公然とまかり通っていることがわかる。
2011/03/11 以前の日本は、1ミリシーベルトが基準で、地震以降は20ミリシーベルト。

10月5日 被曝限度「1〜20mSv」へ変更提言を批判。20mSv被曝で子供の癌死80倍320人 小出裕章(MBS) « 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ

いまとなっては、
住所にたとえるなら「番地」ごとに測定される必要があり、その番地に居住する居住者に測定結果の値を告知する義務を、行政は(法律的に)遂行する必要があると思う。栃木、茨城、群馬、神奈川県、千葉県、埼玉県、東京で、番地ごとの行政による測定が必要なのではないのでしょうか。住民保護の観点から。

国、及び地方自治体は高い放射線量値が検出された時、
居住する居住者全員に対し、
すみやかに避難勧告を告知し、
幼児、児童、妊婦、病人、障害者、20歳未満の子供 など
基礎体力の低い者や放射性物質が及ぼす影響に対し「感受性の高い者」を優先的に被曝から保護しなければならない はず。
法律に則って考えれば...
# 自分がどれほどむなしい事を書いているかは自覚している。

現在、強制避難が実施されているのは、福島県の原発から近い地域だけだが、実際にはあちこちにホットスポットが存在している。にもかかわらず、被曝被害から避難するかしないかは、住民自身の「自己判断」と「自己資産」に委ねられている。

台風の場合、避難勧告が発令され、地域住民は銀行から自己資産を引き出す必要なく、家族会議で熟考する必要もなく、躊躇なく危険から避難できる。
一方、放射性物質拡散による被曝避難勧告などは発令されず、情報告知すらない。放射線測定機器購入費も避難に伴う費用も自らが自己資産をはたくしかない。お金を用意できないならば、逃げたくても避難できない。避難者受け入れ支援をする団体も、福島県民だけを対象にした団体が圧倒的に多い。
こうして関東地方において被曝者となった人々が実際何人にのぼるのか、国は把握していない。正確に言うなら把握することを政府自ら自主的に拒否しているに等しい。旧ソビエトと同じく。

これが2011年の日本。

--

平成23年9月30日 文部科学省による、プルトニウム、ストロンチウムの核種分析の結果について
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/0002/5600_0930.pdf

東京などの放射線量を公表 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111007/k10013095081000.html

市民団体
http://www.radiationdefense.jp/
PDF: 首都圏土壌調査結果リスト

早川由紀夫の火山ブログ 放射能汚染地図(四訂版)


10/13 東京新聞:世田谷区、さらに高い放射線量 地上1m、原因は不明:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011101301000297.html

10/13 東京新聞:世田谷で最高2.7マイクロシーベルト 弦巻 小学校の通学路:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011101390072238.html

10/12 東京新聞:ストロンチウム検出 市が採取物検査開始:神奈川(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20111012/CK2011101202000047.html

10/12 放射性物質:横浜でストロンチウム検出 80キロ圏外初 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111012k0000e040037000c.html

10/07 放射性物質:小中学校5校で線量基準値超え 東京・大田区 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/radioactive/news/20111008k0000m040132000c.html

10/02 福島原発から45キロの地点でプルトニウム検出 - WSJ日本版 - jp.WSJ.com
http://jp.wsj.com/Japan/node_317561

09/29 放射性物質除染:1~5ミリシーベルトでも国負担 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110930k0000m010116000c.html

--

【SAVE CHILD】放射能汚染から子供を守ろう

【汚染マップ】東京都の放射線量と土壌汚染地図(文部科学省10/6発表) | SAVE CHILD

飯舘村など プルトニウム検出 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110930/t10015963921000.html
# 東京大学大学院は、長崎教授の発言(飛ぶとは思わなかった) をどうとらえているのだろうか?。

プルトニウムは重いので飛ばないと言ったのは誰だったのか

隠されてきたプルトニウムの大量放出! | カレイドスコープ

測ってガイガー!

2011/09/02

George Orwell

『新装版 オーウェル評論集2 水晶の精神』| ジョージ•オーウェル | 平凡社ライブラー | 978-4-582-76688-2
# 2009.11.10 初版第一版
# 新装版は全部で4冊の文庫。
本の扉にはこう記されている。

本書は、『水晶の精神ーオーウェル評論集2』(平凡社ライブラリー、1995年)を改題した新装版です。


この夏、福島原発事故を契機に益々顕著になった情報欠如について、これは一体どのような事なのかを探るべく、また、自身のある種の混乱を整頓する必要にもかられ、これら4冊に収められた評論をランダムに読み直してみた。一流のシェフの味、そんな本だった。

信じたくないくらい衝撃的なことは、下記の文章は1945 年に書かれたものなのに、なぜ今の日本について語っているのだろう?ってことだ。要は世界は60年以上前と変わっていないし歴史は繰り返されているし、悪い意味でのナショナリズムは生き続けているばかりか増殖している証拠なのだろうかね。

P.52 - P.53
客観的真実の無視は、世界の一部から遮断することによっていっそう助長される。そのために、現実に何が起こっているかを知ることがいよいよ困難になるからである。非常な重大事についてさえ疑いが持たれる場合がしばしば生じる。たとえば、この戦争から生じた死者の数にしても、百万単位、千万単位でもはっきりつかむことができない。いろんな惨事ー...を聞かされているうちに、一般の人にはその現実感が薄れてしまうのである。事実を確認する方法を持たず、それが実際起こったことかどうかも十分確信が持てず、それぞれの方面からそれぞれまったく違った解釈をいつも与えられる。...(略)ドイツがポーランドに作ったといわれるガス室というのは本当だったのだろうか?

...(略)おそらく真相は発見できるのだろうが、ほとんどの新聞でも事実が非常にゆがめられて報ぜられるのだから、一般読者が嘘を丸呑みにしたり、判断を下しえなかったとしても、しかたがない。実際はどうなのかだれも確信がもてないとなると、いよいよ気違いじみた信念にすがってゆくことになる。なに一つはっきり立証もされなければ否認もされないとなると、明々白々たる事実までがずうずうしく否定される。のみならず、ナショナリストはたえず権力や勝利や敗北や復讐を考えているくせに、しばしば、現実の世界で起こっていることにある程度無関心になる。

〜ナショナリズム覚え書き(1945年)〜より


新聞報道のありさまを嘆きつつ、一般読者が判断を下し得なかったとしてもいた仕方ない、と述べられた上で事実までが否定されている、とある。これでは、まるで今の日本そのものではないか...。

ところでオーウェルが「ナショナリズム」をどう捉えていたのか?について、
この記事を目にしてしまった方に誤解を与えないよう留意することは、引用させてもらった者の最低限の礼儀だと思うので、下記の引用も添える。

P.35-P.36
...現在ではほとんどあらゆる問題についての私たちの考えを左右するほど広まっていながら、まだ名前のついていないひとつの精神的習慣がある。それにもっとも近いものとして私は「ナショナリズム」という言葉を選んでみたが、しかしすぐおわかりになるように、私は必ずしも普通に使われている通りの意味でそれを使っているのではない。...
私が「ナショナリズム」と言う場合に真っ先に考えるものは、人間が昆虫と同じように分類できるものであり、何百万、何千万という人間の集団全体に自信をもって「善」とか「悪」とかのレッテルが貼れるものと思い込んでいる精神習慣である。*1
しかし第二にはーそしてこの方がずっと重要なのだがー自己をひとつの国家その他の単位と一体化して、それを善悪を超越したものと考え、その利益を推進すること以外の義務はいっさい認めないような習慣をさす。
ナショナリズムと愛国心とを混同してはならない。通常どちらも非常に漠然とした意味で使われているので、どんな定義を下しても必ずどこかから文句が出そうだが、しかし両者ははっきり区別しなければならない。というのは、そこには二つの異なった、むしろ正反対の概念が含まれているからである。私が「愛国心」と言う場合、自分では世界中でいちばんよいものだとは信じるが他人にまで押しつけようとは思わない。特定の地域と特定の生活様式に対する献身を意味する。愛国心は軍事的な意味でも文化的な意味でも本来防御的なものである。それに反して、ナショナリズムは権力欲と切り離すことができない。すべてのナショナリストの不断の目標は、より大きな勢力、より大きな威信を獲得すること、といってもそれは自己のためではなく、彼がそこに自己の存在を没入させることを誓った国なり何なりの単位のために獲得することである。


一応、引用しておいたが、今の私にとってオーウェルがナショナリズムをどう捉えていたかは、おおきな問題じゃない。(1年前だったらそうじゃなかったかもしれないが...) 第二次世界大戦終戦時イギリスに住んでいた作家が、新聞や映画を通して肌で感じたこと、その感触が、今の日本の新聞やテレビから受ける印象とまるっきり同じである、ってこと。この事実の方がずっとずっと重い。歴史は繰り返されている。

1945年、生活に追われこの戦争はなんなのかを知らされないまま、帰らない人を待ち続けていた人々と同じように、今、日本でも生活に追われてあの福島の事故で何がどうなったのか?今どうなっているのか?を知らされないまま、テレビや新聞を疑う事もしないで、インターネットで情報を得ようとしない(できない)人たちがいる。
彼らにとっての当たり前は、節電する事であり、物理学的には確かで当たり前だったはずの事が、不確かで曖昧で人によって見解が異なるので誰にもわかんない仕方のない事に成り下がることだ。
今も大気中への放射性物質の拡散は止まっていないし海へも大量に流れており、このような海洋への流出は人類初だというのに。

『この国の「問題点」』| 上杉 隆 | 大和書房 | 978-4-479-39211-8
の中で上杉氏は

P.24
ちなみに、東電主催によるマスコミ接待中国ツアーは氷山の一角に過ぎません。東電は毎週のように、記者クラブ幹部を飲食やゴルフでもてなしていたわけです。「原発は安全である」ということをテレビや新聞を使って国民にアピールするためです。また東電が加入している電気事業連合会は、記者クラブメディアの大型スポンサーになっています。その広告費の総額は毎年800億円以上を計上しています。しかも接待費はこれとは別です。

マスコミの人々が「なぜ?」をなぜ自主的に追求できない単純ルーチンに陥ったままなのか、そのからくりを指摘してくれている。
上杉氏のような人々がインターネットには大勢いることによって、かろうじて1945年のオーウェルの時代よりはましな環境にある、とはいえ、それでも、いざインターネットのない状態におかれたら、一瞬にして情報から遠ざかりまるで原発事故など発生していなかったかのように、放射性物質など飛んでいないのだぞと、集団催眠にかけられたごとく危機感を麻痺させられ、テレビは放射線測定されたかどうかもわからないような福島の野菜をみんなで食べよう!と煽る。
台風情報だけは鬼の首をとったごとく熱心なくせに、放射性物質拡散予想がリアルタイムで報じられたためしがない。

これが先進国だ、情報立国だと声高らかに自称してきた日本のありさま。血税で作られたスーパーコンピューターはなんの役にもたたないほど、それほどお粗末なものだったのだろうか?一体なんの為の誰の為のコンピューターだったのか?。お金をかけて整備されていたはずのスピーディも「より大きな威信を獲得すること」だけが目的のサクラだったのか?。

最後に強く印象に残った箇所も引用する。

P.84
常識的な法則が日常生活や若干の精密科学の場においては、通用するけれども、政治家や歴史家や社会学者からはかまわず無視されるという、分裂症的な思想体系を組み立てるだろう。

P.84
問題についての展望を失わないようにこの評論の冒頭で述べたことをくり返しておこう。すなわち、イギリスにおいての真実の、したがってまた思想の自由の直接の敵は、新聞や映画を牛耳っている者たちと官僚である。
しかし長い目でみれば、知識人たち自身の間における自由への希求の衰えがもっとも深刻な兆候である。

P.93
知的自由の破壊は、ジャーナリスト、社会問題評論家、歴史家、小説家、批評家、詩人から、この順序で活動力をそぐ。

P.98
いまのところ全体主義国家は、必要に迫られて科学者を寛大に扱っている。ナチス•ドイツにおいてさえ、ユダヤ人以外の科学者は比較的好遇(ママ)を受け、ドイツの科学界は全体としてヒトラーになんらの抵抗も示さなかったのである。
...(略)
金で買われた精神は毒された精神であるという事実を克服することはできない。
...(略)
いまのところわれわれにわかっているのは、想像力が、ある種の野生動物と同じように、捕われの状態では繁殖しないだろうということだけである。その事実を否定する作家やジャーナリストは...事実上自らの破滅を要求しているのである。

〜文学の禁圧(1946年)〜より


いずれは、自らの破滅を要求している。オーウェルの鋭いこの指摘が、
日本の新聞社(東京新聞などの心ある一部の報道人を除く)やテレビ局やあらゆる「マス」メディアに携わる人々、
また、立派な肩書きをお持ちになり自分がひとたび何かを発信すればすぐにでも多くの人々に事実が伝わるであろうと自覚のある方々に、
届くことを願う。
...と書きながら矢野顕子さんがカバーした「右手」を思い出す。
〜僕らの右手はどこまであげれば、誰かに届くかって〜
なんとも言いようのない気持ちにもなる。

# キーワード:
# ドイツzdf frontal21 福島原発事故
# などで Google 検索すると海外メディアが伝える福島原発事故に関する動画(日本語字幕付き)がヒットするはずです。

「シュピーゲル」誌(2011年5月23日号) 「原子力国家」日本語訳 | ジャーナリスト上杉隆 -公式ウェブサイト- takashi uesugi - official web site
http://uesugitakashi.com/?p=917

原発Tweets #Genpatsu 紙
http://paper.li/malilin/1302845303#!technology

[2011-09-03] 加筆修正。

2011/07/31

「放射線の健康への影響」について

% pwd
/Library/Internet Plug-Ins
% l
(...略)
drw-r--r--   3 root  wheel   102  6 20 14:50 QuickTime Plugin.plugin
このようにしていたにも関わらず Lion のSafari 5.1 で QuitckTime 動画をみることができてしまったわけだが...今回に限っては予想に反し閲覧できてよかったと思ってしまった。もうね Safari plugin のことなんかふっとびました。

# 言い方を変えよう。Mac OS X Lion に Adobe Flash Player プラグイン入れるのやだな。とか思っている方も多いのではないでしょうか。(多くはないか?)
# でも、下記のような埋め込まれたQuickTime動画の場合は、Safari でプラグインオフにしていたとしても否応なく閲覧できちゃう。便利! ですね!?

<a href="http://savechild.net/archives/6135.html">http://savechild.net/archives/6135.html</a>
<blocquote>
2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会「放射線の健康への影響」について
参考人説明より
児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)


以下, 個人メモ。

2011.3.15 AM9:00
東海村 10条通報
東京  50.5マイクロシーベルトパーアワー

2011.3.21
東京  0.2マイクロシーベルトパーアワー
枝野幹事長、問題ない。

福島原発の総量。
熱量換算では、広島原爆の29.6個分に相当するものが漏出。
ウラン換算では20個分のものが漏出していると換算される。

原爆による残存料 1年後
1,000分の1
原発からの放射線汚染物残存料
10分の1程度

補償問題と子供を守るための問題は分けてほしい。
緊急避難的除染と恒久的除染をわけろ

内部被曝はパーソナルな問題。
4つの提案。

『7万人の人が自宅を離れてさまよっている時に国会は一体何をやっているのでしょうか。』

2011/06/22

Fukushima Nuclear

いずれにせよ、きっちり、まんべんなく、くまなく測定することで「ただちに、健康に影響はない」と公言した「根拠」を数字で示す義務を負ってしまっている人々が存在していることにかわりなかろう。
そもそも、この公言は「どこの誰の健康」なのかが全く不明だった。
福島県内の60歳以上高齢者の健康なのか生後3ヶ月の赤ちゃんの健康なのか猫の健康なのか、福島|宮城|山形|栃木|茨城|群馬|長野|千葉|埼玉|東京|神奈川 居住者「全員」の健康なのか? はたまた!福島原発で働く人々の健康なのか?
そもそも、この公言は「ただちにではない」「3年5年後将来的にはどうなの?」といった疑問が排除されていた。
排除されて3ヶ月、裏付けとなるはずの測定を実施せず、風下にある住民たちに正確な値(狭いエリアでの)を告知しないまま、晩発性健康被害拡大を確信犯的に放置するならば、それは非人道的で法律にも反した犯罪的行為なのではなかろうか。

全国に54基存在する原発周辺住民の不安感は拭えていなにも関わらず、政府は現在停止中の原発を運転再開するよう自治体に要請した。
今後、巨大地震が発生した場合、たとえ原子炉が運転停止していたとしても、そこに保管されている「莫大な量の」人工毒物、放射性廃棄物が減る訳じゃない。それらが今後、地震や津波をきっかけに大気中に放出されるかもしれないであろうことは、いまや幼稚園児でも予測可能でしょう。
この絶望感は言葉を奪う。
全国54基原発周辺700キロ圏内「全ての公立小学校」で、放射線量および放射性物質の測定が実施され、常時告知され、常時緊急時に備えられるようになっていなければ、安全対策が施されたなどと言えないのでは?つまり、ほぼ日本全国の全ての公立小学校や公共施設において測定が必要なのでは?。

もともと自然界に「存在していない」人工の放射性「物質」に対する免疫性を人間は持っていない。
免疫性がないってことは、つまり、それらは人間や動物にとって毒物。
人間がこの毒物を「体内に」取り込んでしまった場合、この毒性を除去する医療技術は「ほぼ」ない。
だからこそ、下記のような法律が存在し管理区域における飲食や睡眠が禁じられ長時間の滞在が禁止されていたはずなのだと思う。

読んでいただいてありがとう。

--参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/放射線管理区域
http://ja.wikipedia.org/wiki/原子力災害対策特別措置法

IAEA報告書(2006)抄訳: チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復 - ニューメリカルテクノロジーズ株式会社

4. TokyoHotspot - RadioisotopeWeb

Nucler Safety Research Group

PDF:2006.8.11 プルトニウムという放射能とその被曝の特徴(2006年7月15日)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/Pu-risk.pdf

PDF:低レベル被ばく影響に関する最近の報告より  今中 哲二
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No106/imanaka090306.pdf

小出裕章 (京大助教) 非公式まと

「さらに7万人が避難すべき」、仏IRSNが福島原発事故の評価を更新 国際ニュース : AFPBB News

Japan Admits 3 Nuclear Meltdowns, More Radiation Leaked into Sea; U.S. Nuclear Waste Poses Deadly Risks

原発の安全性、確認なら再稼働 首相が経産相支持:日本経済新聞

福井知事、原発再稼働に慎重 「安全対策要請に答えを」:日本経済新聞

泉田新潟県知事は「論評に値しない」と批判:日本経済新聞


# Weather Japan | Cloud spread Fukushima I power plant radiation
# http://www.weatheronline.co.uk/weather/news/fukushima?LANG=en&VAR=zamg

--書籍
E=mc2 | デイヴィッド・ボダニス | 早川書房 | 978-4-15-050371-0